情操教育2
2012.12.31 Monday
格差社会が教育にまで降りて来ている。これは厳然たる事実です。
「立志伝」というのは、貧乏の中から身を起こすという物語なのですが、今や「立志伝」が成立しにくい世の中になってしまいました。
親の年収や地位によって、子供の将来が決まってしまう。このようなことでよいのでしょうか?
一方、「情操教育」は本当に無用の長物なのでしょうか?
私はそうは思いません。
格差の問題は、制度を変えなければ完全な解消は難しいですが、格差の構造の中に嵌(はま)り込まないことも大事だと思います。
そのためには「情操教育」がもっとも有効な手段になる筈です。
なにもピアノやバレエを習わせろと言っているわけではありません。
なにもピアノやバレエを習わせろと言っているわけではありません。
自然の成り立ちを知り、自然に感謝し、慈しむ心を養うこと。体験、冒険、好奇心、一歩踏み出す勇気を持つこと。他の人と助け合うこと。工夫をして、生きる力を身につけること。これらを日常生活を通して学習して行くことが「情操教育」だと思います。
ハンバーガーとテレビゲーム漬けは、現代の「パンとサーカス」であることに気づいてください。
衆愚政策にもう取り込まれない。そのことが、これからを生きる上で、増々重要なものになっていくことでしょう。
*今年も一年、生き延びることができました。
応援してくださったり、励ましてくださったりした方、どうもありがとうございました。
今年は自分にとって変化の年でした。このブログも、もう少し優しい言い回しができないものか、と反省することも多いのですが、まあそれが今の自分の実力でしょう。
来年はもっと成長していけるように努力します。
どうか皆様もお体を大切に、すこやかな新年をお迎えください。
*今年も一年、生き延びることができました。
応援してくださったり、励ましてくださったりした方、どうもありがとうございました。
今年は自分にとって変化の年でした。このブログも、もう少し優しい言い回しができないものか、と反省することも多いのですが、まあそれが今の自分の実力でしょう。
来年はもっと成長していけるように努力します。
どうか皆様もお体を大切に、すこやかな新年をお迎えください。