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文明の終り

文明の終りが迫っています。これは予言ではありません。私には予言する能力はありませんし、予言はいたしません。今の地球人類の行動の観察結果から、そう予測しています。

 

人類はこれまでにも、何度も、自ら築いた文明を自己崩壊させて来ました。それと同じ状況、雰囲気が日々強まって来ています。人類は、今度もまた同じ轍を踏むのでしょうか? だとすれば、残念ながら、地球人類の学習能力は、非常に低いと言わざるを得ません。過去の経験から気づきを得ようとはしないし、内省というものがまったく足りません。

 

最初にみなさんに言っておきたいことは、たとえ世界が、今後どのようになったにせよ、あなたは生きるのを絶対に止めないということです。宇宙(=生命)に死はありません。人々がこの世で「死」と呼ぶものは、連続する生命の、変化の一局面に過ぎないのです。宇宙では、変化し続けることだけが、唯一、変化しないこと。絶対的存在(=停止)というものはないことだけが、絶対なのです。

 

あなたの「魂」は、どのみち永遠に生き続けるのですから、いわゆる「生きるか、死ぬか」ということよりも、今ある生を「どのように生きるか」が、常に問われているのです。瞬間々々で、あなたが何を知り(思い出し)、どう行動し(体験し)、自分が意味づけする(感じる)のか。その積み重ねによって、個々の「魂」の、今世における学習と、成長度合いが違って来るのです。

 

ですから、人類全体が置かれた状況を鑑みれば、あなたにとっては、いま進行しつつある「文明の終り」のプロセスを、自分が、視点をどこに置いて参加し、何を体験し、どう感じるかが課題となっていきます。もちろん、それはただの傍観者というわけではなく、あなたが、種としての人類の存続をこの先も望むのかどうか、それが人類全体の集合意識に大いに影響を与えます。

 

いま述べたことは、人々の一般的な認識としては、まだほとんど定着していません。それは、人間が、内省する機会をあまり持とうとしない上にプラスして、これまでさんざん間違った知識を吹き込まれて来たためです。特に、「生」と「死」という概念については、まったく誤解をしています。死を怖れなくなるのは、勇気の為せる技ではありません。「魂」は永遠ということを、思い出すがゆえなのです。

 

地球人類がまことに不思議なのは、自分の「死」を、それこそ死ぬほど怖れているというのに、他人を殺すことについてはあまり厭わない。マフィアだけではなく、時に政府が、国家が、殺人を推奨し、人々をこれに駆り立てるし、多くの宗教までもが異教徒を殺すことを正当化しています。さらには、映画やビデオゲームなどで、子どもたちに、早くから殺人の興奮と快感を教えています。

 

この世界の中に、埋没している人たちは、みんなそうすることが当たり前であるし、正しいことだと思っています。しかし、これらを宇宙的な視点から眺めると、地球人類というのは、どうやら集団自殺を望み、それに向かって着々と計画を実行しているとしか思えません。そうは思いませんか?

 

今、国際政治の舞台では、「善悪の逆転」という事態が起こっています。日本は今まで、米英独仏を中心とするいわゆる西側に所属していて、日本政府は西側の行動に追随し、国民の多くは西側が一方的に流す情報を信用して来ました。その陰で、西側が敵と見なす国家、ロシアや中国やイランなどは悪人国家だと決めつけ、これと対抗するような措置をしばしば採って来ました。

 

その一貫として、リビアのカダフィ、イラクのフセイン、シリアのアサド政権等を、あたかも自国民を痛めつけている悪の独裁者国家であるかのように宣伝し、そういう国家を民主的に解放するという「善」の御旗を立てて軍事介入するアメリカに、日本は同盟国として、その都度、追随して来ました。

 

カダフィとフセインは、西側の思惑通りに倒されてしまいましたが、しかしアサド政権は踏ん張って、ロシアの協力を得て、ついにはIS(ダーイッシュ)をほとんど解体させるところまで漕ぎ着けました。この予想外の展開の中で、ISが実はアメリカが作ったものであることが知れ渡り、過去の中東戦争や、アラブの春や、アフガン戦争が、全部アメリカが仕組んだ謀略であることがバレてしまいました。

 

さらには、クリミアの独立問題もロシアが悪者ということにされていますが、その前に起きたウクライナ政権のクーデターが、アメリカが画策したものであることが、証拠とともに明らかとなっています。このようなことで、国際社会においては、いま「善悪の逆転」現象が起きているのです。自分たちは「善」と言い続けて来たアメリカこそが、実は「悪」の帝国だったのだと。

 

ロシアへの経済制裁も、結局、困ったのは輸出を禁じられたヨーロッパの農民たちで、ロシアは国内生産を増やすことでこれを乗り切り、前よりもかえって豊かになりました。一般民衆の生活を見れば、今や露米の差は歴然です。世界がこぞってアメリカ離れに傾斜している中で、日本だけが今なお属国として忠誠を誓い、アメリカに次ぐ貧困大国への道をひた走っているのです。

 

ここで、本当はロシアの方が「善」だったのだと言いたいわけではありません。「善」とか「悪」とかというものは、所詮は人間が創った概念で、そんなものは、視点が変われば容易にスイッチしてしまうものだということ。むしろそれよりも、〈自分が為したことは、自分に還る〉という冷徹な「宇宙の法則」が、その背後に如実に顕れているという点を見ていただきたいのです。

 

重要なことは、外から来るものは「信じ」てはならないということです。世界は壮大なフィクションの上に構築されていて、しかもそれを意図的に操っている者がいます。ですから、何かを「信じる」ことは、そのコントロール下に入る、奴隷になるということを意味します。「信じる」のではなく、常にあなたの「直感」を大切にしてください。

 

自分の「直感」がイヤだなぁと思うことにはハッキリと「NO!」と言い、「直感」がいいなぁと思うことには喜んで賛同し行動してください。義務感や、正義感や、倫理観や、その場の空気などに流されないように。目を釣り上げ、拳を振り上げ、口から泡を飛ばして話す人には要注意です。語る内容が人を欺くためのものだから、そういう見ための演出で感情に訴えて誤魔化しているのです。

 

特に、身近で分かりやすい「敵」を設定し、その粉砕を声高に叫ぶような人の言葉を、簡単に信じて着いていかないように。未知の、新しいことの創造よりも、既知の「敵」の粉砕を叫んだ方が大衆には分かりやすく、同調させやすいのでそうしているのです。ヒトラー、ジョセフ・マッカーシーオーヴァル・フォーバス、ジョージ・ブッシュなどの演説映像があれば、よく見てください。みな同じ手法を駆使していることが解るでしょう。

 

このような人たちは、まだ「自分が何者か」が、思い出せていない人たちなのです。「自分が何者か」を思い出せていないから、自分と敵を分けて、相手の粉砕を叫ぶことができるのです。しかし、もし自分を思い出していれば、自分と他者は一つであるということが解り、よって他者に為したことは自分に還るということも解り、他者を愛することは自分を愛することだと解るはずですから。

 

「歴史に学べ」とは、常套句ですけれども、今度こそは正念場です。歴史から、いったい何を学べばいいのか? 大抵の人は、その歴史で起きたプロセスだと考えています。もちろんそれも重要です。ですが、それ以上に重要なことは、その時の人間の心理です。心の動きです。

 

戦争というのは、全部が、(いま所有している物の、またこれから所有しなければならないと考えている物の)「防衛」意識から始まり(ということは、「敵」が存在するという前提に立ち)、この正義のためならば、「敵」を殲滅して当然と考えることから起きています。このような信念に取り憑かれた人物がリーダーとなり、名誉や勲章と引き換えに、一般民衆の命をまるで将棋の駒のように使って捨てるのです。

 

一つの戦争が終わると、民衆は必ず「もうコリゴリだ」「国に騙された」と言うのですが、しばらくすると、またこの文脈に易々と乗っかってしまう。正義のためならば、国家のためならば、愛する家族のためならば、自分の命を喜んで捧げると誓う。そうやって、また、未熟な「魂」のリーダーの後を着いて行ってしまうのです。ですから、人類はいつまで経っても、肝心な点を歴史から学べないのです。

 

どうか、あなたの視点を、宇宙にまで引き上げて、世界の現状を見て欲しい。そうすれば、いま起きていることが、いかに馬鹿げた「心理ゲーム」に過ぎないかが解るはずです。

 

ジョン・レノンは「世界は、一握りの狂人に操られている」と言いました。まったくその通りです。狂人が、世界を引っ掻き回し、民衆を蟻地獄のような世界に引き摺り込んでいる。この全体の構造に、今度こそ気づくかどうかが、人類にとっての正念場です。今までの認識レベルでは、またアトランティスの二の舞いに終わってしまう。そうではなくて、構造(System)そのものからのジャンプが求められるのです。

 

とりわけ、いま「文明の終り」が迫っているわけは、テクノロジーの進歩が急激に進んでいるためです。狂人の政治指導者と、良心なき科学進歩の組み合わせは、非常に危い。アトランティスが消滅したのも、結局は、この組み合わせが原因です。

 

アインシュタインは、ルーズベルトに原爆の開発を進言しましたし、天才物理学者と言われたオッペンハイマーは原爆開発の父となりました。(*後にこの二人は、自分がした行動を大いに悔やむことになります)ノーベル化学賞を受賞したフリッツ・ハーバーは、第一次世界大戦で毒ガス兵器を開発し「化学兵器の父」となりました。有機化学者のルイス・フィーザーは、ナパーム弾を生み出しました。すべて、科学の誤用です。

 

良心なき科学は、魂の荒廃に過ぎない。

フランソワ・ラブレー(François Rabelais、 1483? - 1553)

 

急速に発達する、遺伝子研究、AI(人工知能)、脳のコントロール技術研究が、もしかしたら人類を滅ぼすことになるかもしれません。ことに、「産業」と結びついた場合は、これらは急速な進化を遂げます。競争と利益が、開発への強力なモチベーションになるからです。このモチベーションの前では、どんな警告も霞んでしまう。産業が政治を動かし、政治が人々を動かすからです。

 

先日、ニュースで、ある日本人のAI研究者がこう言っているのを耳にし、驚きを禁じえませんでした。「AIの研究は、生命の謎を解く鍵になるだろう」。その方は、きっと本気で、そう思われているのでしょう。でも、どうしたらそういう発想が出てくるのか、私には解りません。それよりも、庭の草木や昆虫たちをじっくりと観察した方が、生命とは何かがよほどよく解るのではないでしょうか?

 

本日ここに書いたことは、人類への警告に一部なっていますが、これを脅しとは捉えないでください。冒頭にも書いたように、宇宙/生命に死はなく、あなたが今後、何をどう体験するかだけの問題です。「死はない」ということを、今は頭でしか受け止められないかも知れませんが、いつかそれが腑に落ち、「なるほど、そうだなぁ」としみじみ感じる時が、必ずやって来ます。

 

ですから、これを読んで下さっている方は、いつも言っているように、瞬間々々を、自由に、創造的に、楽しく生きてください。「死」を怖れる人は、結局「生」も怖れる人になってしまいます。そうではなくて、この世でいう「死」は、いささかも怖れる必要はないのですから、そういう人にとっては「生」も怖れる必要がなくなるのです。

 

このことが、実感としてあなたに訪れる時、あなたは、今世の目的を、生きながらにして達成することになります。それでは、その日を目指して、どうぞ行ってらっしゃい。いつも応援していますから。