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権力者の末路

今の人間社会では、少数の権力者に統治を委ねるという形の政治機構が主流となっています。私たちはその前提のもとに暮らしているので、この政治機構自体について疑問を持ったりすることは殆どありません。けれども、これは人類の進化の過程で、少しずつ変化しながらそうなって行ったものであって、現在の形が最良だというわけではありません。

 

絶対君主制が主流だった中世の時代を経て、今は殆どの国が議会制民主主義を採用するようになりました。これは人類にとっては一つの大きな進歩です。主権は一部の特権階級にあるのではなく、民衆のもとにある(民主主義)ということを明確にしたわけですから。人間に優劣というものは無くみな平等だということに、それだけ接近したわけです。

 

ところが、その民主主義を実現させるための手段として採用した「選挙制度」なるものが、果たして理想的に機能しているかと言えば、とてもじゃないが合格点とは言えない。明らかに欠陥があります。選挙制度は、考え方としては悪くはなかったのですが、代表者を決めるのは、結局「得票数」ただ一本です。多数が勝るという考え方のみで、その内訳については問われないのです。

 

すると、「得票数」というものがいろんな面から操作できてしまうということと、選ばれた人の人間性は全く問われない、という大きな問題が生じてしまいます。現在の選挙制度は、正にそれが最大限悪用されています。そもそも選挙は、理想主義を母体として初めてうまく機能できるものですが、それに参加する人間の人間性(霊性)が、その理想主義にまるで追いついていないのです。

 

「信なくば立たず。国民の信頼の上に政治活動があり、政策実行も国民の信頼が基礎だ。そのためにも、国会議員、政治家は、しっかりと自らの行動を律する必要がある」これは、2016年2月10日の衆議院予算委員会で、答弁に立った安倍首相が述べた言葉です。私もその通りだと思います。安倍首相は『論語』のこの言葉がお好きなようで、今年7月19日の緊急記者会見でも「信なくば立たず」と言っています。

 

しかし、安倍さんのこれまでの言行を見てきてお分かりのように、この言葉は、この方の身体の中に全然浸透していません。「本当にその通りだ」という体験や感慨がない。英単語の暗記と同じような、単なるフレーズでしかないのです。『論語』の言葉は、理想主義に基づいていますが、「選挙」で選ばれて国会議員となり、そして最高権力者となった安倍さんには、理想主義の基盤はゼロです。

 

ですから平気で嘘をつける。有権者を愚弄できる。おそらく、安倍さんには自分が「嘘をついている」という感覚はないでしょう。自分は、自分の信念にしたがってやっている。祖父が成し遂げなかったことを自分が絶対にやって見せる。そのためには、人脈も、金も、接待も、裏社会も、法律も、警察も、国会も、内閣府も、メディアも、こんな人たちも、論語も、嘘をつくことも、みんな手段としか考えていないのです。

 

24日の衆議院閉会中審査でも、安倍さんは、前言とは矛盾のある嘘をつきシラを切り通すという道を選択しました。「この人の信念は凄い!」と、私は感心しました。「カルマの法則」を、たぶん安倍さんはご存知ないとは思いますが(知っていたら、とてもこんなことは出来ない)、自分で蒔いた種は自分で刈り取ることになるという重みを背負ってなお、嘘を貫き通すことなど、常人に真似の出来るものではありません。

 

「中途半端がいけなかった」という反省に基づいて、そのような道を選ばれたのでしょうが、安倍さんの「魂」は、時代の要請に答える役割を、正に身を挺して演じてくれていると思います。壁に空いた穴を補修しようとして土を塗る。でも塗り方を失敗してまた塗る。このようにして嘘の上塗りを続けていけば、厚塗りになったところがいつかは自重に堪え兼ね、ポロッと剥がれ落ちてしまいます。

 

何度も言って来ましたが、今の地球は、宇宙からの強い光が当たっている大きなサイクルに突入しています。この光に闇が照らされ、今まで隠されていたいろんなことが明るみに出ているのです。闇に暮らし、闇の世界を今まで謳歌してきた人たちは、この変化に戸惑っているのですが、急な明るさは眩しいので、今までの闇の暮らしをなんとか続けようとします。

 

しかしこのような試みは、まるで大河の流れに逆らうようなもので、どうやっても所詮は無駄なことです。ところが、闇の世界にいる人たちは今の宇宙サイクルを知らないので、河に突っ支い棒を立てて、なんとか今まで通りを維持しようとします。でも水の抵抗は増々大きくなって来るので、突っ支い棒を2本、3本と立て増しして急増の掘っ建て小屋を作ろうと焦る。

 

でも、河の流れ自体が止まるわけではないので、突っ支い棒は1本抜け、2本抜けして、結局、最後は時代変化の流れに全部流されてしまうことになるのです。ここで、「彼らにも、いつか天罰が下る」というようなことを言おうとしているわけではありません。宇宙には「天罰」などありません。それは人間が考え出したこと。宇宙にはただクールな法則があるだけです。

 

安倍さんを含めた内閣の人や、今度の事件の関係者の人々が、それぞれどうなるかは分かりません。人間社会から見れば、まんまと逃げおおせる人も、中にはいるかも知れません。けれども「宇宙の法則」から逃れることは、いかなる「魂」にも絶対に出来ません。自分が撒いた種は自分が刈り取る。これが冷徹な「カルマの法則」であり、自由と責任ということの意味なのです。

 

みなさんは今、安倍さんというキャラクターの登場を通して、人間社会が次に進歩していくべきプロセスを学習しています。一連の事件、そしてそれが明るみに出て来ている今の過程を、そのように見ていただきたいのです。安倍さんの踏ん張りは、今度のチェンジは上辺だけでは済まさないぞ、腐敗した権力構造の奥の奥まで見せてやるぞ、という時代の要請に応えてくれているのです。

 

すでに、日本国民はかなりのことを学習しました。メディアは内閣支持率のことばかり言っていますが、数字に表れないところで、人々の意識転換がかなり進んだのです。先ずはメディア・リテラシー(情報を見抜き、使いこなす技術)が上がりました。これには、政府御用メディアの頑張りも効いています。読売新聞も全社一丸となって、体質をさらけ出して貢献しました。

 

そして、人々の人間を見る目も上がったと思います。どの人が正直者で、どの人が嘘をついているかを、言葉ではなく、表情や態度や雰囲気で読めるようになりました。失言を見逃さず、その発言の裏にどんな人間性が隠れているかまで見抜くようになりました。

 

国会議員や地方議員の方々、メディア関係者の方々は、こうした人々の内面の変化、認識の変化に、気づいておられるでしょうか? これからは、そうしたリテラシーが前提となるのですよ。

 

私はマスコミは一切見ないのですが、インターネットを見ていますと、安倍政権をちょっとでも批判した人物に対しては、すぐにその人物の人格攻撃をする動画が作られています。一説によると、内閣によってそういうサイバー部隊が組織されているということなのですが、目的がそもそも歪んでいるために、その歪みが全部、言霊(ことだま)となって表れています。

 

「フルボッコ」とか「完全論破」とか「こいつの本性を暴いたぞ」とか、いかにも知性のない言葉を並べ立て、アクセス数の表示までも2万、5万と操作し、あたかもケタ違いの賛同者がいるように見せかける。その数が、ついには10万、50万とエスカレートしているアホらしさ。彼らも仕事なんでしょうが、そうやってやればやるほど、自分の本性が伝わるということを解っているのかな? 小賢しさに生きていては、本当の賢さに目覚めることは叶いません。

 

そんなわけで、インターネット・リテラシーもずいぶんと上がってきていると思います。これらはみな必然で、時代の要請に応じて、それぞれの役割をそれぞれが演じてくれているのです。すべてがドンピシャで、計画通りに進んでいます。でも、選挙という仕組み、統治というあり方にまで目覚めるのには、まだまだ時間が必要でしょう。

 

一連の流れを通じて、みなさんによくよく知っていただきたいのは、「波動は正直」ということです。「波動は嘘をつけない」ということです。政治家がどんな言葉を発しても、どんなに取り繕っても、もうあなたはそれを見抜く。あなたには「波動」を見抜く力が備わっているということです。