by Rainbow School
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自然災害に「悪」のレッテルを貼っているのは人間

台風シーズンになりました。台風やハリケーンや竜巻の威力の巨大化が、近年指摘されています。世界各地で、大きな地震も頻繁に起きています。自然も、地球も、宇宙も、みんな生きているので、暑くなれば冷やそうとしますし、歪みが溜まれば解消しようとします。人間と同じようにホメオスタシス(homeostasis:恒常性)を働かせているのです。

 

ところが、こんな当たり前のことが解らない。予言者は大災害の預言ばかりに心をくだき、人々は不安を募らせながら生活している。そして、ひとたび自然災害が起こると、人間はみな「困った、困った」と言い、ひとによっては「神の怒り」ではないかという人も出てくる始末です。自然を悪者にし、大災害が起きると「神」のせいにするのです。

 

けれども、それ以前に、人間の方がいかに自然を痛めつけて来たのか? あちこちほじくり返しては穴ぼこだらけにし、地球の財産を勝手に横取りし、食料をかすめ取り、自然界にはない化学物質を大量に作っては撒き散らし、気の遠くなるような半減期を持つ放射性物質を産み出しては自然を汚染し、宇宙開発と言っては宇宙をゴミだらけにしている。

 

地球から見ればまったく身勝手もいいところで、思わず「いい加減にしろ!」と言いたくなると思うのです。それなのに未だに、経済成長しなければ幸福にはなれないと言い、エネルギー需要を賄うためには原発が必要と言い、日夜グルメに明け暮れている。「母なる大地」という言い方がありますが、人間は地球という母親に甘え過ぎではないでしょうか?

 

地球は、どんなにそこからものを奪われても、対価を要求したりはしません。いつでもタダで必要なものを供給してくれています。それをいいことに、現代の人間は、感謝もせずに早い者勝ちで奪い尽くしている。この領土は俺のものだ、領海は俺のものだ。だから、そこから取れる資源は全部俺のものだ。ここに入って来る奴らは容赦しないぞ!

 

全くなんという浅ましい兄弟同胞たちでしょうか? 同じ食卓の食べ物を分け合うことすら出来ない。母の深いため息と、嘆きが聞こえて来ませんか?

 

人間がどうしようもなく馬鹿なのは、地球は、自然は、自分たちの生存環境そのものなのに、その生存環境を慈しむどころか、自ら破壊していること。こんな生物は他にはありません。生存環境を破壊すれば、生きられなくなるのは火を見るよりも明らかですから。それなのに、この自殺行為を止めようとはしない。

 

破壊を大声で叫び、率先して行う者に、みんな同調して、気を高ぶらせて着いていく。この愚かさに、いったいいつになったら気がつくのでしょうか?

 

地球は言っていますよ。「私は、何もみんなを恐怖で震え上がらせようとしているわけじゃないんですよ。私はただ自分の役割を果たしているだけ。ただね、みんなに気づいて欲しいんです。生きるというのは、調和の世界の出来事なんだということに。」