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恐ろしい予言をしてくる元は低次元の存在

世を震撼させるような事件が起こる。すると、人々の関心は一気にそちらへ向かいます。そしてこの期を逃さんとばかりに、マスコミは、事件の詳細や、背景や、心理的な分析を試みる報道を加熱させていきます。その事件の賞味期限が切れて、人々がもはや関心を示さなくなるまで。


恐ろしい事件、感情を刺戟するような事件に、より人々の関心が集まるというのは解ります。でも考えてみてください。その事件の大元は、果たして高い波動を出しているのでしょうか、それとも低い波動を出しているのでしょうか? 言うまでもなく極めて低い波動です。ですから大勢が注目すれば、世の中全体の波動は一気にドーンと下がってしまいます。


おそらく、そうした報道に注目している間の人々の「心」は、ザワザワと粗れた感じになっている筈です。遠く離れた地の、自分とは関係のない、どうせ数ヶ月もすれば忘れてしまうような事件報道に「心」を弄ばれて、いったい何の得があるのでしょうか? そうやって、大衆心理を操ることに精力を傾け、ほくそ笑んでいる人たちがいるということに気づいてください。


「恐ろしい予言」というものも、構造はこれと全く一緒です。「真理」よりも、「恐ろしい予言」の方に、より人々は「心」を惹かれます。しかしその大元は、言うまでもなく低い波動の存在であり、霊能者を操って「恐ろしい予言」を下ろし、大衆心理を低い波動に誘導することで、その動揺する姿を見てほくそ笑んでいるのです。


私たちの本質は「魂」です。「魂」は思念の塊ですから、この世で大衆心理を操ることに無上の喜びを見いだす人たちがいるのと同じように、あの世でもそれと同様の存在たちがウヨウヨいるのです。そして両者は、低い波動で同調し、エネルギー交換を行って、お互いを支援しているのです。


このようなメッセージを降ろしてくる霊能者がいるというのは残念ですが、そういう霊能者も相対性の世界に生きる同じ人間です。絶対者ではありません。そのため、地上の善悪二元論を基本に生きていれば、降りてきたメッセージをその論理の許に解釈するために、自分自身で「恐ろしい予言」を信じてしまうのです。


しかし考えてみてください。宇宙を創ったのは一者です。一者であってなおかつ全体のものです。これまでにも何度かお話しましたが、二者ということは論理的にあり得ません。もし二者だと仮定しますと、お互いを創ったのは誰か?というパラドックスに陥ってしまいます。イヴがアダムの肋骨から創られたということになっているのは、元は「一つ」ということを象徴しているのです。


しかし、ずっと「一つ」のままでは、その「一つ」の存在は、永遠に自分自身を確認することができません。そこで、自らの内部に陰と陽の二元を創ったのです。この二元性が、バイブレーションを下げていく過程で様々に組み合わされ、万物が誕生しました。その際に、二元性の中に「善悪」の対立概念も生じたのです。


そしてこの中で、宇宙から与えられた「自由意志」を、人々を支配する、思い通りに操るということに行使し、そこに異常な執念を燃やす「魂」も出現するに至りました。そして、多かれ少なかれ、誰の「心」にも含まれている同様の感情を刺激し、揺さぶりを掛け、全世界を支配下に置こうとしているのです。


健康のことでお話しした際に、「人間、歳を取ったら病気になるものだ」と思っていたら、本当にそうなってしまうよと書きました。それと同じように、「恐ろしい予言」に注目する人々が一気に増えれば、「ああ、恐ろしい。当たるのではないか?」という気持ちが集合して、その「望み」通りに、予言を実現させる方向に現実世界が動く可能性が高くなって行きます。


そして、ひとたび「恐ろしい予言」が的中すると、人々は「神の怒りだ」とか「天罰が下った」と言うのです。でも本当にそうなのでしょうか?


宇宙は一者が創った。もう一度、この意味を思い起こしてください。善も悪も全部が一者の内にあるのです。その一者が、なにゆえ自分が創造したものに対して、自分で罰を与える必要があるでしょうか? 全くもって辻褄が合いません。ましてや(予め知っている筈の)「恐ろしい予言」を、どうして自分にするというのでしょうか? バカげています。


そうではなく、「恐ろしい予言」の的中は、人々が起こしているのです。「真理」に昏(くら)い、「真理」に目覚めようとしない、人間どもがみな起こしているのです。振り子をどちらかに大きく振ってみてください。必ず反対側に大きく揺れ戻します。そして段々と揺れが小さくなって、最後は中庸で治まる。これが宇宙の自然の姿です。


産業革命以降、人間は、科学技術を急速に発達させる一方で、自然界の法則を無視し、様々な欲望を肥大させてきました。今もその流れは収まっていません。しかし人間の本質は「魂」にありますから、どこかで「このままでよい筈がない」という予感も抱いています。こういう漠然とした不安感に、「恐ろしい予言」がヒットするのです。


けれども、それら一切合切を含めて、全部を人間が起こしている。ということに気づいていただきたいのです。自分で火を着けて自分で消火する。いわゆるマッチポンプをやっている。一見「天災」のように思える出来事も、バランスを取り戻そうとする宇宙の法則が、冷徹に働いただけのことです。人間にとっては都合が悪くても、宇宙にとっては当たり前のことなのです。


ですから、いま説明したメカニズムをよく理解して、マッチポンプに踊らされることなく、「心」を平静にして、自己の「魂」の声をよく聞き、それに従って生きていって欲しいと思います。それが即、宇宙の法則と合致する、幸福な生き方になるのですから。