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草食化
ある調査によると、今の大学生の中で Steady(決まった交際相手)のいる割合は、男性でも1割、女性ではわずか3パーセントに留まるのだそうです。この数値は、10年前と比べて3分の1ということで、昨今「草食化」していると言われるのにも無理はないなと納得させられました。

背景にあるのは、どうも「怖さ」のようです。言葉は悪いですが、「がっつく」気持ちよりも「怖さ」の方が勝ってしまっているということですね。それだけ、動物としての本能が弱まっているということでしょう。

そして、一時は下火だった「三高(高学歴、高収入、高身長)」のような、ふるい落としのための条件付けがまた復活しているというのです。ただし経済不況を反映してか「三平(平均的年収、平凡な外見、平穏な性格)」とか、「4低(低姿勢、低依存、低リスク、低燃費)」といったショボンとしたものに、条件が変わっているということなのですが‥‥。

いずれにしろスペック重視になっていて、そのスペックを満たしている相手でなければ、怖くて怖くて、とてもじゃないが恋愛も結婚もできないということらしいです。こういう傾向は随分前から見られてはいたのですが、最近はより顕著になっている。その理由は、同性の仲間内で「えっ、あいつとあいつが? ありえねぇー」などと、簡単に断じられてしまうからなのだそうです。それが怖い。

そうなると、そのグループ内での承認が得られる相手とでなければ付き合えないということになってしまい、ますます異性との接触の可能性は低くなっていく。そして代わりに、スペックがますます重要視されていくわけです。このスパイラルがグルグルと回って、それが先に上げたような数字の激減となって表れている、ということのようです。

そうなる理由というのもよく解ります。雇用が不安定になって、10年先、20年先の将来設計など、今は全く描けない。そうなれば、できるだけリスクテイクを避けて安定を選ぼうとするのは人の常です。しかしそこで、むしろそういう時代だからこそ、「幸福とは何か」ということを、原点に帰って考える必要があると思うのです。

すでにこうなってしまった世の中を、すぐに変えることは出来ませんが、自分の意識を変えることはすぐにでも出来ます。前にも何度か書きましたが、「幸福」というものは、その時の「心」の状態をいうのです。ある条件が満たされれば「幸福」ということではなくて、いついかなる時でも「幸福感」を抱きさえすれば、それがすなわち「幸福」なのです。

問題は、大多数の人々が、「幸福」というものと、そのために必要な「条件」とを結びつけて考えているところにあります。長年そのように教育されて来たし、周囲を見て育っているし、あらゆる広告がそのようなメッセージを毎日送り続けて来ている。「三高」「三平」といった条件も、婚活産業というところが、そういうキーワードを作っているわけです。

ですから、ジャンプが必要だと、繰り返し言っているのです。こういう一切合切の構造やシステムから自由になるためには、それらを無視するしかない。ここまで歪んだ社会になってしまっては、通常の範囲内で「幸福」を求めようとしても、格差社会の現実に打ちひしがれるだけです。ですから原点に帰って、「幸福」というものを見つめ直す必要があるのです。

「がっつく」のがなぜいけないのでしょうか? がっついたっていいじゃありませんか。他の動物を見てください。恋の季節にはみんながっついて、オス同士が喧嘩までしてるじゃありませんか。それが動物として、人間として、自然なことだとは思いませんか? なぜスペックなどにこだわるのでしょうか? ピン!と来た相手と、どんどん「がっつく」恋愛をすればいいじゃありませんか。

「魂」の世界では、体験がすべてなのです。体験しないことには、なにしろ成長は図れないのです。結果など問題ではなく、体験にこそ意義があるのです。この世にせっかく生まれて来たことを、ムダにしないようにしてくださいね。それに「魂」の世界では、「ピン!」と来ることには深〜い意味があるのですよ。そのチャンスもムダにしないように。

スペックよりもピン!を重視して。さあ、どんどんがっつけ! 男も女も。