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あの世には、悪魔もいないし、地獄もない
以前、知り合いに勧められ、ある精神科医が書いたという興味深い本を読みました。その本は精神科医が書いたものとしては異色で、自分がやってきた治療法に対する疑問が綴られていたのです。

このお医者さんは、ある時一人の霊能者と知り合いになり、自分が治療に難儀していた患者を、この霊能者が次々と快癒させていくのを見て仰天します。一体これはどういうことか?

そのことに関しては、私は別段驚いたりはしません。ですがこの霊能者が語っていることには驚かされました。いわゆる精神疾患の原因が、全部、悪霊の憑依だと言うのです。そして瞑想を行うことは、悪霊の憑依を招いてしまうことがあるから危険だ、とまで言うのですから。

ヤレヤレ、瞑想禁止令ですか。じゃあその「霊能」とはなんなのだ? 「瞑想」のバリエーションではないですか。
この霊能者に限らず、悪霊、悪魔、魔界、地獄、を強調する霊能者は非常に多い。そして人々にたっぷり不安を与えた上で、そこから逃れる方法を伝授する。

ある人が、私(今成)という人間がどういう人物かを確かめたくて、霊能者のところに聞きに行ったんだそうです。ずいぶんと暇な人がいるものです。そうしたら、なんと「この人は、悪霊に取り憑かれている」とのご託宣が下りたんだそうな。

ハイハイ、そうでしょうとも。「悪霊」にでも取り憑かれていなきゃ、毎日3時間、こんな文章書き続けられませんよ。それはどうもご親切に。最近どうも体調が悪いと思ったら、なんだ「悪霊」のせいでしたか‥‥。

しかしここでハッキリ断言しておきたい。
霊能の強い人はいるし、この世に憑依現象だってあります。いわゆる幽霊もいる。
でも、あの世には、悪魔もいないし、地獄もない!

「霊能」というのは、五感では通常キャッチできない世界を捉える能力です。いわゆる第六感といわれるもの。これは誰もが所持している能力で、目が良い、鼻が利く、舌が肥えているなどと同じこと。要するに相対的な能力なのです。

ですから、第六感にも強い人と弱い人がいるというだけの話。あまり意識していないかもしれませんが、あなたにだってその能力はあるのです。そしてそれは、訓練によって磨くことが出来ます。

さて、その時に、目が良いことと人間性とは何の関係もないように、霊能の強さとその人の人間性とは何の関係もないということです。霊能者と接する際には、どうかこの点を思い出し、気をつけていただきたい。

ところが第六感だけは、見えない世界をキャッチする能力であるため、とかく言われたことをなんでもかんでも信じてしまう傾向に陥りやすい。

でも霊能者だからといって、宇宙の法則のに関する知識をなんでも知っているとは限りませんし、霊性が高いとも言えない。他のことと同じように、自分の間違った思い込みに左右されていたり、中には、自称霊能者の詐欺師だっているのです。

悪霊、悪魔、魔界、地獄の類は、霊能を持つ人が、とかく陥りやすい「思い込み」に過ぎないのです。なぜそんな「思い込み」が生じてしまうのか? これも、他のことと同様、今まで育って来た中で身につけた観念の一つなのです。

小さいころにお寺に行って、地獄絵図を見せられた。聖書を読んで悪魔を知った。その他、映画や小説や絵画やあらゆるところで、多くの人がそうした観念を植えつけられて育った結果なのです。

あの世には、悪魔もいないし、地獄もない。そんなものはない。
それは、見たい人が見るのです。

ここで改めて、「在る」ということを考えてみないといけません。ふつう「在る」とか「ない」とかという時、私たちは自分の「知覚認識」とは関係なく、独立して、あらかじめその物体が存在していると、みな見なしています。

しかしそれが錯覚にすぎないことは、量子力学という学問分野で、すでに証明されています。目の前にコーヒーカップが「在る」。しかしそれは、見るまでは、本当にあるかどうかは判らないのです。私たちが、それを見た時(知覚した時)、はじめてそれがそこに現れる(認識される)のです。

通常いう「あの世」、第六感でキャッチできるところの非物質的世界では、想念エネルギーがあらゆるものを瞬時に作り出してしまいます。ですから欲しいもの、見たいものが、自由自在に目の前に出現する。そのため地獄を見たい人は地獄を見るし、悪魔を見たい人は悪魔を見るということなのです。

ただし、あまりにも多くの人が、地獄や悪魔を想像(創造)しているために、その集合エネルギーが出来上がっている。しかしそれも、私たちが通常いうところの物質的に「在る」というものではない。目の前のコーヒーカップと同じように、見なければないし、見たい人は見るということです。

ですから、悪霊、悪魔、魔界、地獄、を強調する霊能者は、それを見たい人だということ。なんのことはない、自分がその観念(つまり悪霊)に取り憑かれているというだけなのです。

それに、論理的に言って、悪魔や地獄が存在することはあり得ない。

先ず宇宙の創造者はたった一つである筈です。それを人は創造神と呼ぶ。もし創造神が二つであったなら、互いを作ったのは誰かということになってしまいます。A神がB神を創ったのなら、創造神は結局Aです。逆もしかり。

だから創造者は一つ。その一つのものが、対立する天使と悪魔を、わざわざ創造するでしょうか? いったい何のために?
創造者ってのは、戦闘好きなテレビゲーム・デザイナーなんでしょうかねぇ?

天使と悪魔を創ったのは人間です。神の名を語って。だから見てご覧なさい。世界中の戦争の大部分は、異教徒の悪魔を叩き潰せと互いに主張しあって人殺しをしている。それが「我らが神のご意思なんだ」と勝手な理屈をつけてね。

これほどバカげたことはないでしょう。どうして神が、自分が創った人間を、自分で殺して喜ばなければならないのでしょうか?

ですからみなさんは、明るく、平和で、みんな仲よく、楽しく暮らせる世界だけを想像していればよいのです。その想像が、現実を見ることになるわけですから。その想像が、現実を創造することになるわけですから。

悪魔や地獄なんてアホな概念はとっとと捨てて、神の本質に目覚めなさい。創造主には愛しかない、天国しかないということに気づきましょうよ。