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結婚観・恋愛観
40代のある女性からこんな話を聞きました。その方はちなみに独身です。
大学の入学時に、親からこうきつく言われたのだそうです。「学費を出して上げるんだから、四年間しっかり勉強しなきゃダメだよ。学業が本分なんだから。言い寄る男がいたとしても、そんなのにうつつを抜かしてちゃダメだよ」と。そして、彼女はその言いつけを忠実に守ったのです。

ところがめでたく卒業したら、親から今度はこう言われた。「これで大学も無事卒業できたし、あなたも早くいい人見つけて、さっさと結婚しなさいよ」。
そこで彼女はハタと困ってしまったんですね。急にそんなことを言われても、男との付き合い方が分らない!

それを聞いて、私は「なるほどねぇ」と思いました。同じような経験をした人が、結構おられるかもしれませんね。

動物を見れば分かるように、お年ごろになれば、オスとメスはくっつくものです。それが自然な流れというものです。ところが人間は、そこに余計な観念を持ち込んで、その自然な営み、流れを断ち切ろうとする。「結婚」とか「純潔」といった概念です。なぜそんなものを押し付けようとするのか、それによって、何が得られるのか。

「結婚観」とか「恋愛観」というものは、体験をいろいろと重ねることによって、その人の中に自然と醸成されていくものです。それが人生における学びというものでしょう。その中には当然、選択ミスや判断ミスもある。しかし失敗経験こそが、その人を大きく成長させる基になるということを忘れてはなりません。

要は、あのとき「失敗」に思えた経験を、その後に、どう自分の中でプラスに転換して活かすかということです。その意味では、人生に何一つ「失敗」などありません。ですから「失敗」を怖れて、社会通念が示す既定路線、親が示す規定路線をそのまま受け入れたのでは、人生における学びがほとんど得られないことになってしまいます。

可哀想に、彼女は大学生時代に受けた親からの刷り込みが、あまりに深く入ってしまったために、その後は男性恐怖症に陥って、結局「結婚」というものが出来ずに来てしまったわけです。

社会通念など、国や地域や宗教によって大きく異なります。以前にも書きましたが、日本や韓国では結婚前の同棲はタブーですが、逆の考えの国も多い。一緒に暮らしてみて、伴侶として相応しいかを見極めずしてどうして「結婚」が出来るのかというわけです。私は、こちらの方が合理的な考え方だと思います。

ですから、個々人の思考や行動を信じずに、借り物の観念を押し付けるということは、またそれを受け入れてしまうということは、その観念に負けてしまって、自分から自由を奪い、自分で自分を牢獄に入れるということなんですよね。なぜ、自分に鍵を掛けるのですか?

あなたはどこまでも自由であり、自分で思考し、行動する権利が、あなたには本来的にあるのです。